当社は2023年4月、新たな中期経営計画「Chori Innovation Plan 2025」(対象期間は2023~2025 年度の3カ年)を策定しました。そこには、2030年のありたい姿「VISION2030」として、「①サステナブルで豊かな社会を実現し、社会と共生できる企業」、「②ステークホルダーのウェルビーイングを実現し、働き甲斐を感じ、幸せになれる企業」、「③継続的なイノベーションと成長分野への投資で新しいビジネスを構築し、収益を上げられる企業」の3つが掲げられています。
あなたが本気で挑戦する夢を、
私たちも本気で応援する
津山 直樹
Naoki Tsuyama
蝶理株式会社
人事総務部 部長
夢を追いかける社員の成長が、
会社の成長に繋がる
ESG(環境・社会・ガバナンス)というキーワードが浸透し、持続可能性に関する議論が世界の至るところで起きています。サステナブルビジネスを推進する潮流が後戻りすることは、おそらくないでしょう。蝶理においても、繊維事業のサプライチェーン全体におけるサステナビリティの最適化を目指した「BLUE CHAIN®(ブルーチェーン)」を開発・展開する等、様々な取り組みを行っています。
また、大きな固定資産を持たない商社にとって唯一の財産は人、つまり社員です。コーポレートスローガンの「あなたの夢に挑戦します」は、お客様だけではなく社員に向けた言葉でもあり、社員一人ひとりが自分の夢を追いかけ、自己成長を遂げることが、蝶理の成長、蝶理の未来に繋がると考えています。
就職活動は会社選びではなく、
自分の生き方選びである
現在の蝶理の貿易比率は約70%で、その比率は今後ますます高まっていきます。仕入先・販売先含め多くの海外企業とビジネスを進めるにあたっては、言語や文化、商習慣の違いを乗り越え、相手と信頼関係を築くことが必要不可欠。語学力や貿易に関する知識は入社後に身に付けられますが、何より大切なのは、世界と対峙する気概、そして厳しい環境下でも自らを変化・成長させていく強い覚悟です。そういった意味で、就職活動は会社選びではなく、自分の生き方選びだと言えるでしょう。
残業や接待で毎日深夜に帰宅、休日出勤も当たり前、というのが商社のイメージかもしれませんが、時代は変わりました。当社でも、社員が健康的に働き、充分に能力を発揮できるよう、有給休暇に加え季節休暇(夏と冬で合計5日間の休暇)の取得を推進する等、様々な対策を講じています。
商社パーソンの仕事は奥が深く、一朝一夕で一人前にはなれないですし、限られた時間の中で成果が求められるというのは、それはそれでシビアです。だからこそ、入社初年度の「Let's 新人研修」に始まり、現地の大学で実践的なビジネス中国語を学ぶ「中国語学留学」や、グローバル人材を早期に育成するための「海外トレーニー制度」等、若手社員を対象にした教育制度はしっかり整えています。あなたが本気で挑戦する夢を、私たちも本気で応援したい、そう思っています。