TAIWAN
台湾と日本を糸で紡ぐ
TAIWAN CHORI MERCHANDISE COOPERATION LTD.
R.S
繊維布料部
国際社会学部卒 / 2019年入社
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2019
入社後、繊維第一本部業務管理室に配属。
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2020
業務管理室→合繊・カーシート部第1課へ異動、ヨーロッパ向けに車両資材用途の中国糸を販売。
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2021
蝶理ベトナムへ3ヶ月長期出張、生地の品質・量産管理を担当。
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2022
台湾蝶理へ駐在、台湾メーカーとの関係づくり、新たな台湾発の新商品を販売。
現地メーカーとの関係強化と
新規マーケット開拓
台湾蝶理に出向し、現地メーカーと連携しながら新商品の開拓に努めています。台湾には蝶理と30年以上取引が続く糸メーカーがあり、同メーカーとの関係をさらに強化するとともに、新たなメーカーや商品を開拓していくことが私のミッションです。そのためには、メーカーの考え方や担当者のカラーを理解した上で、当社の要求とメーカーの立場のバランスを取りながら信頼関係を構築していかなければなりません。また、最新の技術を持つ現地メーカーから、様々な新商品やマーケット情報を入手し、日本の本社に情報共有もしています。
エコやサステナブルを
テーマに技術者と邁進
現地での仕事内容は、主にメーカーとのミーティングや商談です。商流含め商売の組み立て方や技術面については、メーカーの技術者を含めて話し合いを重ねていきます。近年キーワードとなっている「エコ」や「サステナブル」等といったキーワードをもとに、新アイテムをどのように日本に紹介するか、また、以前からあったアイテムをどのような用途で、どう新しい切り口で、誰に紹介するか、他の国やメーカーと比べて台湾のメーカーにどんなメリットがあるか等、日々台湾にいる蝶理の現地メンバーと悩み試行錯誤しながら、業務に取り組んでいます。
この写真は台湾の古着回収業者に視察に行ったときのものです。
捨てられたペットボトルから服を作るリサイクルは以前から行われてきましたが、リサイクル前と後で用途を変えない水平リサイクルのトレンドに伴い、台湾メーカーと協力しながら、現在は古着等の繊維から繊維へリサイクルを試みる取り組みが始まっています。
海外での経験が価値観の
アップデートに
「海外では意見をハッキリ伝えなければ」とよく言われていますが、自分の意見だけを主張しても相手は動いてくれません。私たちの想い、あるいはやろうとしていることが相互にとってWin-Winなのだと、論理的かつ明確に説明する必要があります。また、台湾メーカーは世界のブランドや商社、コンバーターと広く取引があることも特徴。「世界から見た日本は?その中で蝶理の立ち位置は?」と、客観的に考えるようになりました。
独自のワールドマップの構築
蝶理のグローバルネットワークをベースに、各国のメーカーや商品のラインナップ、そしてそれらをインプットしていくことが第一の目標です。自分自身がインプットしたメーカーや商品スペックを元に独自のワールドマップを描きながら、世界の市場について少しずつ理解を深めていき、新しい商売を1から大きくしていくことが、私の使命だと捉えています。
商社パーソンの魅力とは
商社パーソンの最大の魅力は、多様な価値観や情報に触れること。国内外のお客様やメーカーと関わる中で、自分の知らなかったことや新しい考え方を吸収していくと、現在の仕事のみならず未来のビジョンにも活かすことができると実感しました。また、自分で商売を創り出すことができるため、そのやり甲斐も大きいです。
休日の過ごし方
台湾は治安も良く、親日国で過ごしやすいと感じています。海に囲まれ地形が豊かで、休日は友人と海に山に遊びに行きます。積極的にアンテナを張るという意味でも、よく博物館や記念館に足を運んでいます。