GERMANY

新しい事業展開を模索しつつ、
蝶理ヨーロッパの存在感を高める
CHORI EUROPE GMBH
S.K
外国語学部卒 / 2012年入社
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2012
ローテーション研修で全本部を経験。
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2013
有機化学品部第2課(現パフォーマンスケミカル部)に配属。
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2015
パフォーマンスケミカル部第2課にて多くの海外出張を経験。
(インドネシア、タイ、ベトナム、マレーシア、イラン、UAE、台湾、中国、ドイツ、イタリア、オランダ、シンガポール等) -
2018
海外トレーニーとして中国に出向。
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2019
パフォーマンスケミカル部第2課に帰任。
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2024
Chori Europe GmbHに出向。現在に至る。
既存事業の収益最大化と
新規中核事業の創出
蝶理ヨーロッパ(Chori Europe GmbH)は、1963年に設立された蝶理唯一の欧州法人です。拠点はドイツのノイ=イーゼンブルクにありますが、ドイツ国内にとどまらず、西はポルトガル、東はトルコまでカバーし、有機・無機化学品や医薬品中間体、食品添加物、飼料原料など、幅広い製品を取り扱っています。私は既存事業の収益最大化、新規中核事業の創出といった営業面、予算管理や総務・人事・法務といった管理面、双方の管轄を担当。蝶理全体の売上の約7割が海外関連となる中、蝶理ヨーロッパの存在感を高めるため、日々奮闘しています。
海外拠点間の取り組みを強化し、
新たな着想での事業展開を模索
蝶理のネットワークを最大限に活用し、海外拠点間の取り組み強化に努めています。たとえば現地調達・現地販売の機会の獲得。欧米企業の脱炭素経営に呼応する形で、環境対応に投資する工場が増えています。そういった背景を踏まえ、新たな着想で事業展開ができないか、各国のメンバーと協議を重ねているところです。また、市場分析や営業手法の見直し、現地法令への対応など、より解像度を上げて実行し、蝶理ヨーロッパの機能性向上を図っています。
知名度ゼロからの商売は、
自分の実力を試すチャンス
蝶理ヨーロッパは設立から60年以上の歴史がありますが、それでも現地で新規顧客にアプローチする際、相手が蝶理の名前を知っているケースはほとんどありません。また、彼らにとって私たちは初めて相対する日本企業になることもあります。言語や文化、商習慣が違うことに加え、知名度ゼロの状態で商売を行うのは非常にハードですが、逆に自分がどこまでできるのか、どう成果に結びつけるのか、試すチャンスだと捉えています。蝶理の看板を背負って、さらに大袈裟にいえば、日本という国を背負って、真摯に向き合うようにしています。
持続可能な利益体質を構築し、
快適な職場環境を整備する
まずは、蝶理ヨーロッパで持続可能な利益体質を構築すること、そして、今のメンバーが充実感や幸福感を覚えるような快適な職場環境を整備することが私の目標です。今後どのようなキャリアを歩むことになるか分かりませんが、いつか、なんらかの形で、愛着のあるヨーロッパに関連する仕事ができたらいいなと考えています。
商社パーソンの魅力とは
商材、ビジネススキーム、国など、自由な思考でビジネスを推し進められることが商社で働く最大の魅力だと思います。ただ、メーカーと異なり商品を持っていない分、自分が介在をすることでどのような付加価値を提供できるのか、常に自分が持てる限りの提案をするように心がけています。
休日の過ごし方
ドイツはヨーロッパの中心に位置し、隣国へのアクセスが容易です。各国で食事や街の様子が異なり、いつも発見や驚きがあります。今年の夏は家族と一緒にクロアチアで休暇を過ごし、アドリア海の景色を楽しみました。