2児のママでも営業として
世界中を飛び回りたい

A.M

ライフサイエンス部第1課
東アジア課程中国語専攻 / 2012年入社

Career: 入社から一貫してライフサイエンス部に所属し、東京と大阪の2拠点で食品原料・機能性食品・医薬品原料事業に携わってきました。2度の産休・育休を経験しましたが、周囲のサポートを受けつつ営業職を続けています。

01現在の仕事内容

相手の要望を
早く正確にくみ取る

ライフサイエンス部は蝶理の中で唯一食品を取り扱う部署です。例えば機能性食品の分野では、ヒアルロン酸等のサプリメントの原料を中国や台湾、韓国から輸入し、日本国内のメーカーに販売しています。仕入先の選定から価格交渉、生産および船積みの管理、納期調整、在庫管理まで、業務は多岐にわたりますが、その中で私が常に心がけているのは、ボールを持ちすぎないこと、つまり自分のところで仕事を止めないことです。時には80%の状態で投げ返し、相手の要望を早く正確にくみ取った上で、それに応えるようにしています。

02情熱があったからこそできた仕事

韓国の
「빨리빨리パルリパルリ文化」に直面

韓国のブランドオーナーより幼児向け機能性グミの提案依頼があり、製造コストの低い台湾のメーカーで委託加工を行うことになりました。韓国ならではの「빨리빨리（早く早く）文化」は想像以上で、タイトなスケジュール、高難度の要求、急な規格変更等に対応するため、連絡を受けた翌日に台湾へ飛び、そのまま現地に張り付く、といった日々が約半年続きました。大変ではありましたが、消費者向けの製品を一から作る過程において、モノづくりの奥深さを知るとともに、どんな困難な状況でも真摯に対応する忍耐力を養うことができました。

03印象的なエピソード

社会的責任を負いながら
安定供給を死守

現在は後輩に引き継いでいますが、育児用粉乳（粉ミルク）向け機能性原料の輸入販売を10年間担当しました。本商材は安定供給に常に不安がつきまとう動物性原料である一方、用途が粉ミルクということもあり、絶対に欠品が許されません。さらに、蝶理が総代理店として市場シェアの7割を占めるため、社会的責任の大きい仕事だと考えています。私はメーカーのもとを何度も訪れ、日本市場での本商品の重要性をプレゼンしました。結果的には一度も欠品を生じさせず、さらには粉ミルク以外の用途への拡販によって約3倍のビジネスに成長させました。